＊大牟羅良生誕100周年記念／金沢文圃閣10周年記念＊
■ ■ 戦時社会・文化史資料 ■ ■
『岩手の保健』 ［復刻版］
†別冊口絵に全号カラー表紙を収録。
†雑誌と読者の思想運動……
現場からの報告（ルポルタージュ）、読者通信、紙上議論などが、読者にとっての読み物でありながら同時に、人々に発言と記録とコミュニケーションを促し、相互批判の場として機能する。
†細目では、目次記載のない座談会・読者だより・アンケートの回答などの人物氏名・職業・地域名をも網羅して記す。
読者から新しい書き手になるそのプロセスをも追跡できる。
†編集者・大牟羅良のあゆみを示す未発表新資料を新組みにて付す。
†いのち・健康領域の1950・60年代の実態・意識に関する豊富な資料……
歴史学や教育史、家族史、女性史、ジェンダー史、社会学、社会福祉史、環境史、医療史、保健衛生史、読者論など広い研究領域で活用可能。
†戦後のひとびとの生活・社会・思想・文化に関する多種の問題が浮上する……
乳幼児や老人問題、受胎調節・中絶など性と生殖問題、衣食住・生活改善を含む医療・保健問題、嫁・姑、婿・家娘、結婚・夫婦関係などのジェンダー・家族問題、子供・生活綴方・教育問題、青年男女・次三男問題、農民の戦争体験、遺族・戦争未亡人、自殺、集団就職などの社会問題、戦後を生きるひとびとの切実な暮らしの主題を取り上げた異色保健雑誌。
第1巻 1～13号（1947年8月～50年8月） 原本編集・発行・提供ー
第2巻 14～20号（1950年12月～51年12月） 岩手県国民健康保険団体連合会
第3巻 21～26号（1952年2月～52年11月） 推 薦―大門正克・鶴見俊輔・畠山富而
第4巻 27～32号（1953年2月～53年11月） 附録資料―大牟羅良未発表新資料
第5巻 33～38号（1953年12月～54年10月） 造 本―A5判・糸上製函・総約5,800p
第6巻 39～44号（1955年2月～56年5月） 揃 価 格―255,000円
第7巻 45～49号（1956年9月～57年9月） 配 本―
第8巻 50～54号（1957年12月～59年4月） 第1回：2009年6月 第1～3巻・別冊
第9巻 55～59号（1959年7月～60年10月） 第2回：2009年10月 第4～6巻
第10巻 60～64号（1961年1月～62年3月） 第3回：2010年2月 第7～10巻
第11巻 65～69号（1962年7月～63年12月） 第4回：2010年6月 第11～14巻
第12巻 70～74号（1964年4月～65年8月） 各巻18,000円（配本毎分売可）
第13巻 75～79号（1965年12月～67年11月） 限定60セット
第14巻 80～84号（1968年4月～70年5月）、附録資料
別冊 『岩手の保健』解説・細目・索引 別冊(分売可):3,000円
