台湾放送協会が月1回発行した広報紙
『ラヂオタイムス』の内容は、番組紹介の他、台南、台中放送局の情報、内地からの中継放送の案内や、台湾から内地への中継放送の紹介も掲載。
当時の台湾のラジオが、内地と情報をやりとりするための重要なコミュニケーション手段であった。
敗戦により、日本は「外地」(植民地)を失い、海外から日本人が一斉に引き揚げる混乱状況のなかで、電信・電話・放送などの業務に関する記録の多くが失われてしまったが、そのような中、当時の関係者の記憶やメモ等に基づいてまとめられたのが本資料。
【第一回配本】2020年3月 配本揃価43,000円 ISBN978-4-909680-67-9
第一巻(A4並製、160頁)
『ラジオタイムス』36、37、39~63、65、66号(台湾放送協会、1935年12月~38年6月)
第二巻、第三巻(B5並製250頁/250頁)
『外地海外電気通信史資料 3 台湾の部』(日本電信電話公社、1956年)
【第二回配本】2020年9月 配本揃価25,000円 ISBN978-4-909680-68-6
第四巻(A5並製、154頁)
『宣伝報道業務詳報 自昭和17年4月1日至4月30日』(第十四軍宣伝班、〔1942年〕)
第五巻(A5並製、116頁)
『宣伝報道業務詳報 自昭和17年5月1日至5月31日』(同上)
第六巻(A5並製、180頁)
『宣伝報道業務詳報 自昭和17年6月1日至6月30日』(同上)
別冊(A5並製、24頁)
*解題・総目次
編・解題―井川 充雄
造 本―A4/B5/A5判 並製・総1,174頁
揃 価―68,000円