『北の子供』―占領期の地域児童文化雑誌1946~50

全5巻・別冊

監修・解題谷暎子


アジア太平洋戦争敗戦直後、

焦土の中で細々と命をつなぐ子どもたちに直面した大人たち。

その切実な思いから全国各地で児童雑誌の創刊は相次ぐ。

仙台では『東北少国民』、広島では『ぎんのすず』、そして北海道では、1946年4月に新日本文化協会が「世界と古今の廣場で子供達にのびのびとした平和な人間教養を與へる」ことを掲げて、児童文学雑誌『北の子供』を創刊。

地域に根差しながら、同時に世界に通用する新しい日本の建設を課題とした大人たちは、その担い手として期待する子どもたちに、どのような思いを託し、どのような内容を届けていたのであろうか。


監修・解題―谷暎子(日本児童文学学会)

推   薦―浅岡靖央/齋木喜美子

造   本―A5判 並製・総2,070頁

価   格―126,000円(別冊のみ分売可3,000円)

 

【第一回配本】2023年6月 ISBN 978-4-910998-17-6 配本揃価25,800円

第一巻

『北の子供』1巻1号~2巻1号〈1号~6号〉(1946年4月~1947年3月)

別 冊

*解題、総目次、執筆者索引、刊行年月一覧

(別冊のみ分売可:3,000円/ISBN 978-4-910998-16-9)

 

【第二回配本】2023年12月 ISBN 978-4-910998-18-3 配本揃価49,600円

第二巻

『北の子供』2巻2号~3巻2号〈7号~16号〉(1947年4月~48年2月)

第三巻

『北の子供』3巻3号~3巻11号〈17号~25号〉(48年3月~11月)

 

【第三回配本】2024年6月 ISBN 978-4-910998-19-0 配本揃価50,600円

第四巻

『北の子供』3巻12号~4巻6号〈26号~32号〉(48年12月~49年6月)

第五巻

『北の子供』4巻7号~5巻1号〈33号~38号〉(49年7月~50年1月)


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