*文圃文献類従71* 【編集復刻版】 大尾侑子―編・解題

粋古堂・伊藤竹酔―昭和前期の軟派出版と古書事業

全三巻・別冊


 

今回収録された粋古堂関連の資料は、市場でも出回っておらず、入手は非常に難しい。

 

近年、メディア史や出版史研究では、同時代の岩波茂雄や野間清治、山本実彦をはじめとする出版人に照準する議論が活発化している。こうした人びとに比べて伊藤竹酔はまだ多くの点でベールに包まれた存在といえる。しかし、近代の出版史をより立体的に把握するために、竹酔のような存在を無視できないことは明白だろう。

 

書物はすべての本好きへと平等に開かれているのであり、『粋古堂・伊藤竹酔』はそれを改めて教えてくれる。

 


【第一回配本】2019年8月 配本揃価 28,000円 ISBN978-4-909680-44-0 

第一巻(154頁) B6判
・ 伊藤敬次郎『竹酔自叙伝』(日本愛書会、1961年12月15日)
・『某名家愛蔵古書籍書画紙上売立会目録』1輯(粋古堂、1931年7月)

 

第二巻(214頁)B6横判
・『蒐集時代―趣味の問屋』1蒐(粋古堂、1936年2月15日)
・『蒐集時代―近代花街年表・花街風俗展覽會目録・
    花街賣笑文献目録』2・3号合輯(同、1936年6月25日)
・「趣味の遊園地帯」(同、〔刊記未詳〕)

 

 

【第二回配本】2020年2月 配本揃価18,000円 ISBN978-4-909680-45-7

第三巻(約200頁)A5判
・『古本趣味―新春特売目録』(粋古堂、1934年1月)
・『粋古堂目録』秋季特選号(粋古堂、1935年10月)
・『粋古堂目録』103(歳末飛躍)号(粋古堂書店、1938年12月)
・『書痴』号外(粋古堂内書痴会、1937年5月)
・『水滸洞』1~3号(粋古堂書店、1937年12月~38年2月)
・『水滸洞』(粋古堂書店、1938年5月)
・『水滸洞』(粋古堂書店、1938年7月)
・『絶版文献資料目録』9号(粋古堂書店、1940年12月)
・『絶版文献資料目録』19号(粋古堂、1943年1月)
・『絶版文献資料目録』(粋古堂書店、〔発行年月未詳〕)
・「『いかもの趣味』3号広告」(粋古堂、〔1935年〕)
・『花街文献資料目録』(伊藤敬次郎、1963年9月1日) 

 

別冊(約30頁)A5判 ISBN978-4-909680-46-4(別冊のみ分売可1,000円)

 *解題、総目次細目


編・解題―大尾 侑子(日本学術振興会特別研究員PD)
造  本―A5横/B6/B6横判・上製糸かがり(別冊のみ並製)・総約600頁
揃  価―46,000円(配本毎・別冊分売可)


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『粋古堂・伊藤竹酔―昭和前期の軟派出版と古書事業』内容見本
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