年刊雑誌 『文献探索』→『文献探索人』


本書の意義……

 今日、デジタル情報化一辺倒の風潮によって、図書館は本来の社会的役割を忘れてはいないでしょうか。 図書館は、図書・雑誌・新聞・文書など文献群の所蔵と、その運用こそが社会的役割であったはずです。デジタル化への取り組みもこの観点からなされるべきでしょう。

 実物の「文献資料」の価値を再認識して、今こそその収集・整理・保存・利用の提供に努めなければ、 図書館はその存在理由を失ってしまうのではないでしょうか。

 現今のデジタル情報も必要ですが、実物の「文献資料」を所蔵する図書館の有用性に取って代わるものではありません。その点で、「書誌作成」に始まる「文献探索」分科会・研究会の、文献の調査と活用に徹した40年にわたる歩みは、図書館員の研究活動として意義のあるものだったと、充分評価できるでしょう。


2001年】695 106人集 3,000

 天野敬太郎生誕100年記念特集

 文献探索研究会30年記念特集

 

2002年】601 56人集 3,000

 佐野眞追悼文集

 佐野眞著作選集

 

2003年】 品切れ 

 

2004年】601 42人集 3,000

 『書誌年鑑』22

 大森一彦書誌論集、田澤恭二諸文集、堀込静香著作解説、書誌作成新人集

 

2005年】 品切れ 

2006年】 品切れ

 

2007年】532 57人集 5,000

 梶井重雄、梶井幸代、小宮豊隆業績特集 書誌と書誌論

 

2008年】536 104人集 5,000

 梶井重雄、梶井幸代

 書誌と書誌論

 

2009年】164 16人集 3,000円 

 書誌と書誌論、1頁要約書誌

      2010年 内容見本
      2010年 内容見本

2010年】122 13人集 3,000

 書誌と書誌論、1頁要約書誌

 ●目次

 恵光院白    堀 直格・花迺家文庫旧蔵書目録

 大森一彦    吉村冬彦(寺田寅彦)『冬彦集』書誌ノート

 菅野俊之    相馬の尚古家 舘岡春波資料調査    

 小林 卓    私の書誌作成教育  

 佐々木靖章   林 太郎主宰「野人」総目次        

 佐々木靖章   多田文三主宰「ドドド」総目次 ほか

 出村文理    樺太関係主要文献目録

 長谷川なほみ 『高慢と偏見』冒頭文翻訳の比較

 藤島 隆    全国「教育課程文庫」所蔵目録の編集

 藤津滋生    全国自由律俳人書誌<関東>        

 矢富厳夫    火野葦平同人詩誌「聖杯」創刊号と終刊号

 米井勝一郎  「兵庫県巡回文庫報」目次一覧 

                 1頁要約書誌 

 深井人詩   能登を行く大伴家持 

 

2011年】142 22人集 3,000

 文献探索人年譜、著作目録

 

2012年】164 24人集 3,000

 文献探索人年譜、著作目録

  

2013年】(第25巻)194頁 18人集 3,000

 文献探索人年譜、著作目録

 

2014年】(第26巻)148 7人集 3,000

 

 文献探索人年譜、著作目録

 

2015、16年】 品切れ

 

201720年】(第29~32巻)175  3,000

 長谷川なほみ追悼号

 

 

※『文献探索人2017-20』につきまして、背表紙記載のタイトルに誤りがございました。

誤)文献探索人二〇一七-一八

正)文献探索人二〇一七-二〇

読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。