* 文圃文献類従 4 *  編纂=吉田 健二 

全13巻+別巻(予定) ・・・・・・・・・<第9巻まで既刊>


本事典の特色

 

19458月~19524月にわたる女性・家庭雑誌に関する目次、約140誌収

これまで占領期においてどれくらいの女性雑誌が発行されていたのか、明らかにした文献はありませんでした。
今回編者らの調査により約
180誌におよぶ雑誌が確認されました。これら散逸の著しい女性雑誌のうち、現物を確認できた約140タイトルの「雑誌の脊髄」ともいわれる目次の配列を活かし、新たに組版した画期的な編集。これにより、占領期女性研究スタート時、雑誌を活用するに際し、体系的資料群を手元で閲覧できることが可能になります

 

雑誌ごとの詳細な解

創刊や廃刊、発行期間、発行所や編集者などの誌紙歴や雑誌の内容について、長く占領期研究に取り組む練達の編纂者が解題します。さらに「創刊の言葉」や表紙書影を紹介し、雑誌特有の時代イメージを伝える工夫をしました。

 

民間コレクションにより図書館蔵書の空白を埋め

戦後雑誌研究家・その他の方々ならびに古書店よりの資料協力を得、散在している占領期女性雑誌の情報を集成しました。

 

総合執筆者索引を新たに作

目次を集成した本書に対し、特定執筆者名から検索できる索引を作成し、膨大な文献群への横断的な使用にも対応しました。

 


●第1巻(『Femina』~『家庭科学』収録)/20036月刊行

●各巻20,000円/小部数出版  

A5判・各巻平均300頁・糸かがり上製函